ハンディキャップを持つ方の、地域社会への参加・包容(インクルージョン)の支援が求められています。しかし集団に馴染めない、集中力が無いなどの不器用さがあるため、学童期に同年齢との遊ぶ機会が、充分に得られないという問題もあります。運動の発達は子どもの発達全般にわたり大きな役割を持ち社会性の獲得にも重要とされます。
ほっぷさんでは、体操やお散歩、お祭り等のイベントを開催しています。そして、子どもたちが大いに遊べるための公園をつくろうと、職員、関係者の皆様が一丸となって活動されております。青空のもとで元気に遊ぶ子どもたちの姿をみてもらうことで、地域社会との繋がりにもなっていくことでしょう。
そして大規模災害の際には、災害弱者と呼ばれる高齢者や障害者、妊産婦などのサポートが重要になります。震災後に辛い避難生活をされた利用者さんやスタッフの方々の経験を活かし、ほっぷさんは、次なる災害の時には、ハンディキャップを持つ地域の方々のよりどころとなるのではないでしょうか。
震災を機に有志の方々が結集して、このような地域における大変重要な活動をされております。これからも活動が維持、そして発展していくためには、多大な労力や支援も必要だと思います。私達も遠方から微力ではありますが、応援したいと思います!
鶴見大学歯学部高齢者歯科学講座
鶴見大学ボランティア推進委員会
飯田良平